ここ数年、e-ticket, TicketFast, と呼ばれる電子チケットが主流になりつつあります。メジャーリーグ、コンサート関連で90%、NBA, NFL, NHLで70~80%が、電子チケットで流通しております。
4大スポーツで言えば、年間予約席保持者が、オリジナルのチケットを、第3者にトランスファー、または転売する場合など、球団独自のシステムで、E-TICKET(電子チケット) に変換することが可能です。変換されたデータは、PDFのファイルで転送が可能となり、第3者に送信することが可能となります。変換と同時にオリジナルのチケットは無効となります。
また、球団又は、保持者によっては、最初から年間予約席をデータ化して、E-TICKET(電子チケット) のみにしている場合もあります。
コンサートチケット等は、発券元が購入者に対し、E-TICKET (電子チケット)にて受け取るチョイスがあるため、購入者は、送料を節約するため、E-TICKET(電子チケット) にて購入するケースが90%を超えています。
電子チケットは、PDFデータの送信のみで、受け取りの際、データをプリントして会場に持参するだけで、チケット自体を郵送する必要がないため、非常に便利です。E-TICKET (電子チケット)には、通常オリジナル保持者の名前、購入者の名前が入っていますが、お客様のお名前を違っていても問題はございません。
しかし、その反面、会場で入場できない。スキャン読み取り機を通らない等、ここ数年問題点が生じてています。もちろんチケットの購入経路、そしてレシートなど、会場で英語で説明ができればいいのですが、ほとんどのケースは、購入先に確認するしか方法がありません。ご自信で、公式サイトから購入したのか、第3者からの購入か、もしくはブローカーを通じて購入したか。必ず購入先の現地連絡先を持参してください。
プリントしたチケットは、何枚でもコピーが可能です。複数のコピーが存在した場合は、最初に会場・球場入場の際、スキャンしたものが有効となります。プリントした電子チケットをさらにコピーしたものであった場合、ファクスにて受注した場合など、会場のスキャナーが読み取れない場合もあります。
売り手が、故意でなくとも、2重でセールスした場合、なんらかの理由でデータが流出した場合など、心配すればきりがありません。最近では、チケットのコピーをfacebook などの、ソーシャルネットワークに掲載し、バーコードを盗まれ知らない間に転売され、入場できなかったケースもあります。
売り手(ブローカー)によっては、データの流出、顧客とのトラブルを防ぐため、データではなく、独自にプリントしてし、郵送するところも増えてきました。弊社では、基本的にデータにて受け取ったファイルは、弊社にて管理し、弊社にてプリントしたものを郵送するようにしております。もちろん緊急を要する場合は、データにて対応する場合もございます。
弊社では、長年の実績と経験により、入手経路を吟味し、現地にて緊急時の対応できるよう、お客様には、緊急連絡先をお渡しております。緊急時に十分な対応ができますように、イベント会場へは、余裕を持って可能な限り早めに行かれることをお勧めします。